皆さま、こんにちは。
「不思議な少年44号」のキャプションのアートワークと小説の挿絵をupします。
These are my works for the exhibition of No.44 the Mysterious Stranger by Mark Twain.
挿画(挿絵)
夫人「なんだ、あんた?」
44号「僕友だちいないんだよね~奥さぁん。すっげー腹へった!」
夫人「腹がへってる、だあ? 誰が来いっていった、ああ? さっさと消えちまいな!」
って感じでしょうか。(ちなみに、オリジナルの台詞をアレンジしました)
左から: 金髪のイケメン印刷工グスタフ・フィッシャー、学識のあるやさぐれ校正係アダム・ビンクス、慈悲に満ちた親方ハインリッヒ・シュタイン、オカルトとお金好きなマリア・シュタイン夫人、 陰険嘘つき見習い工エルネスト・ワッサーマン、自己中心的な辛口印刷工モーゼス・ハース・・・28歳!
(番外編)
別のアイデアでは煙草をふかして「いや、これは悪臭に過ぎないんだ。単なる悪習だよ。宗教的なものなんかじゃあない……」と主人公アウグストが見たことのない煙草とパイプの説明をする場面。「どうだっていいんじゃん?」的な44号を描いたらどうだろう?と思ったので。そういいうやる気のないムードの男なんですよ、この青年は。
展示した挿画と接戦だったアイデアは、純粋そうでいて実は悪魔な美青年44号がカッツェンヤンマーに殴られるシーンです。(本当にそういう場面があるんですって!)
読者の方は誰かしら「こいつめ、頭に来る奴だ」と思ったことでしょう。(私を含め、イラストレーターさんやデザイナーさんにも「44号の本性はとんでもなかった!」とおっしゃっている方結構いました。ですので、これでスカッ!として頂けるのではないでしょうか(笑)??
キャプション
Design: マルプデザイン
Illustration: さかきくみこ
こちらはイラストレーションの横に貼られていたキャプションです。講評会の時にも説明させて頂いたのですが、誰も描きたがらない性格の悪いにいちゃんたちを描こうと思っていました。
上のキャプションで描いたのはハンス・カッツェンヤンマーという男。太っていて、そばかすで赤毛で、すぐに手が出る印刷工です。
他にも色々アイデアスケッチをしましたが、自分の中でこれも描きたかったなあというアイデアをおまけでupしました。
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